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こういう人は占うな!人狼ゲームにおける【占い師】の占い先選び方

占い師(預言者)を引いたけど、誰を占えばいいかわからない…!
よかれと思って怪しい人を占ったんだけど信用が下がってしまった…!

なんて悩みを持つ方は多いかと思います。
何しろ占い師は村役職の最重要役職であり、村陣営で唯一、能動的なアクションが起こせる役職なので村からの信用度は気になることかと思います。

人狼において占い師の信用は村の勝敗にも大きく関わります。
なので村人も占い師の真偽判断には慎重真剣。そういう思いにも応えていきたいですよね!

んじゃ誰占えばいいんや!
って話がきになるでしょう?

そんな中で占い師の基本的かつ簡単なコツを解説していきたいと思います。

怪しい人を占ってはいけない

えっ!?怪しい人を占って狼を引き当てるんじゃないの…?
って思う方もいると思います。

その考え自体は間違っていません!
…が、人狼というゲームはそもそもが怪しい人だらけです。
意見が合っていいなと思ってる人が人狼だったり、はたまた意見が食い違っていて激しく言い争っている相手が村人同士ということはよくあります。
また占える回数にも限りがあり、下手すると即噛みされた場合ほとんど占えないということもう占い師なら日常茶飯事です。
単純に怪しいなと感じただけで回数を消費していては最大限の情報を引き出しづらい…それはもったいないですよね。

なので「怪しい」という意味をもう少し詳細に、ポイントを整理して占いましょう。

何故怪しい人から占ってはいけないのか、その理由

端的に言えば外れる可能性が高いからです。

人狼は怪しい人を処刑していくゲームであり、村人から怪しまれてしまうと吊られてしまいます(処刑)。
ということは逆に潜伏している狼は怪しいと思われやすい行動はできる限り控えることが多いのです。

なのでこのゲームの推理の基本は怪しい人を探すのではなく怪しくない人から消去法で削っていきましょう。
占い結果は●(黒/人狼)が出なかったからといって情報がでないわけではありません。狼を見つけることは占い師の仕事のひとつですが、◯が出ても盤面が整理されて推理がしやすくなるので●(黒/人狼)がでなくとも情報がまとめやすい占い先であれば喜ばれたりします。

また考える分母が多い状態から一人を選別しても外す可能性が高い上、占い結果にから関連性が見えづらくなってしまいますので総括的に考えて占い先をきめましょう。といってもそんなに難しいことを悩む必要はありません

推奨されていない占い先を避ければ他はわりと誰を占っても問題はないからです。

占い先選定で自分個人がどう思うかには固執しすぎない

個人の推理と占い先の選別は基本的には分けて考えましょう。

人狼ゲームは多数決のゲームなので、考えを押し付けたり、自分がよければそれでいいといったスタイルでは継続的に活躍していくことは難しいからです。
ここで言いたいことは自分を押し殺せということではなく、役職の仕事とのバランスをとろうということです。

「推理は〜〜と思うけれど、盤面上〜〜を占うべきだと思った。」
のような理由はしっかりとした占い理由ですし、村人的には情報の貢献度が高い占い師を信用したい傾向にあります。

もちろん自分の推理を裏付ける占い先がNGなわけではありません。自分が占い師なのは確定なので自分だけがもっている確定情報を元に推理し、筋の通った占い先を選別すればバランスがとれた占い先になります。

占ってはいけない先

では実際に占っては行けない先をおさえておきましょう。ここをおさえてしまえば後はわりと適当でも正直大丈夫です(笑)。

構成的に占う必要がない人

まずは構成的に占う必要がない人はおさえておきましょう。
これはどういうことかというと、今占っても情報が出ない、もしくは著しく占い先としての価値が低い人のことを指します。

ということは占い先として不適切な相手を選んだということで信用が下がってしまいます。
以下に簡単にまとめていきます。

対抗やCOしてる他の役職

これは基本なので知ってる人も多いかも知れないですが念の為。
一見対抗の占い師が何者なのか判別しておきたい!と占う方もたまにいるのですが、一部例外を除いて基本的に必要ありません。

あなたが真占い師(本物の占い師)であれば他の対抗占いが偽物なのは確定であり、そのラインを追うことで霊能者が本物かどうかも自然とわかります。

村人はどの占い師が真なのであれば誰が狼として成り立つのか、というストーリーに一番整合性がとれる人を真として考えます。なので村に正しくあなたが真占いだと理解されれば他の偽物の正体がなんであろうと関係ありません

もしもあなたが真占い師として信用されれば他は占うまでもなく吊られるので貴重な占い先を割く必要もありません。

進行上相談して決めた占い先を占わない

盤面によっては噛み合わせが起こることが予測できたとしても

「〜〜を占ってください。」
もしくは
「〜〜を占わないでください。」

というケースがあります。これはその必要があるからみんなで議論して決定した進行なので、無視して他を占ってはいけません。

呪殺が起きると狼が勝ってしまう場合に狐を占う

その時点の盤面によっては狐の呪殺が起きると人数の偶数奇数が変化し、負け確定になる場合があります。
こういうケースはそれほど多くありませんが一部狐を積極的に吊らない場合もあるので念の為紹介しておきます。

推理・進行上占う必要がない人

これは進行上で必要不必要が多少変化しますが、オーソドックスなパターンをいくつか紹介します。
ベースの考え方は同じで、情報量などの観点での理由になります。

対抗の占い先

これは序盤のみですが、基本的に対抗の占い先は避けましょう。
少し端折りますが一般的な推理の手順として、占い師に出された◯(白)は一旦暫定◯として置かれます。そして占われていないグレーの人を圧迫させて削っていくのです。

それで残されているグレーでは推理が成り立たなる場合、暫定◯の中に囲われている狼がいるということが占わなくてもわかります。

対抗が出した●(黒)

上とかぶりますが、対抗の●は当たり前ですが身内切りでない限り可能性が高いです。
どちらにしても●がでてキープされている人は必要な時が来るまでは占うべきではありません。

グレランの得票数が多い人

基本的に【得票数が多い=現在多くの村人から怪しまれている人】です。

なので雑に言ってしまえば次にグレランをすれば吊られる候補であり、グレランをしなくてもみんなが目をつけている人ということになります。
占い師が一番見つけたいのは占わなければ見つけるのが難しい

いきなり狐候補を占う

狐は狼から見ても邪魔な存在のため、最悪狐の処理には狼が協力する場合もあります。
呪殺は占い師に許されたアドバンテージなので初日の信用が低い場合とりがちな人もいますが、序盤においては狼の頭数を減らすことが最優先とされますので狼を考慮しての占い先にしましょう。

あなたが真占い師なのであれば信用を取り替えすチャンスはきます。

筋が通らない占い先

推理とあまりにも乖離していたり、進行や民意とも全くそぐわない占い先は理解ができない(されづらい)ため、信用が下がります。

噛み合わせが起きそうな人を避ける

噛み合わせは基本的に情報が出なくなってしまうので可能な限り避けたい現象です。

噛み合わせ

朝に占い先と噛まれ先が同時に被ってしまうこと。噛まれた人=村人なので情報が出ない。(正確には狐のケースもあるが割愛)情報を出したくない偽占いが狙ってやるケースもあるため、信用が下がる。

とはいえここはあわせられた場合狼がうまかったとも言えるので、あくまで置きやすそうな位置はさけるほうがベター程度です。

どういう人を占えばいいのか

では実際にどういうふうに選別先を決めればいいのかを紹介していきます。

占い先の考え方ポイント

潜伏している狼を探すという点は同じですが、占い師は色がつかないと判断しにくい人を占うとなお良いです。
そのためには吊れそうな人潜伏している狼としての行動にそぐわない人、一見怪しく見える人は一旦候補から外します。

  • 多弁を省く
  • ステルスを省く
  • もし潜伏役職臭がしたら省く
  • 得票数が多い人を省く
  • 狼が吊れている場合投票者を省く

にて候補を削ります。例外もあるため、あくまでこれは一旦だと考えてください。
あとは

  • 無難な位置にいて発言だけでは白黒つけづらい人
  • 既に一人狼を見つけている場合、相棒として整合性が成り立つ人
  • 意見の結論が不明瞭、または内容が薄い人(※推理が出来てない人や、発言が少ない人という意味ではない)
  • グレランでは吊れないであろう人

推理の基本は消去法というベースは村人と同じです。これをベースに占い師はもう少し別な観点で推理し占い先を選びます。
考えることが増えるわけではなく、違いがあるというだけ。

まず自分の占いが確定情報である点は強みです。
村人であれば誰が真であっても対応しやすいように考えていく必要がありますが、占い師は自分の情報に基づく事実や推理、また最善の進行を考えれば良いのです。

しかし自分の都合を提案するだけではひとりよがりな提案になりがち。
なので自分が真だとわかってもらうため視野が広がるような情報や進行を提供できるように心がけましょう。

まとめ

  • 占いたい人より占うべき人を占う
  • チーム戦なので場合次第ではあるが個人より陣営全体を考えて占う
  • 信用を多少下げられてもいきなり呪殺しようと走らない
  • 怪しい人は勝手に吊れる or みんなが怪しんでくれるので占いでしか見つけづらい人を占う。

真占いなら占い結果と実際の村のストーリーとの整合性が自然と取れるので、信用はある程度勝手についてきます。

狼が信用勝負や噛み合わせでうまく演出してきた場合は信用がとれないケースもあります。
役職の信用は基本的に狼の作戦で決まるのである程度は仕方ない部分ありますが、呪殺は占い師の唯一無二の強烈なアドバンテージなので、狼もそこは怖いはず。
焦らずに積み重ねていきましょう。